
ごあいさつ
このたび、竹沢豊前会長の後任として、群馬県透析懇話会の会長に就任いたしました。歴史ある本会の会長として指名いただいたことは、大変光栄であり、心より感謝申し上げます。各施設の皆様のご協力をいただきながら、重責を果たしていく覚悟でございます。
本会は群馬県内で透析医療や移植医療などに関わる医療関係者が一堂に会する学術集会です。医師、看護師、技師など、様々な職種から多岐にわたる演題が毎年多くの参加者のもとで熱い議論が交わされています。地域連携において日頃から電話や手紙でやり取りしている方々と直接お会いできることは、挨拶を交わし感謝を伝えるとともに、紹介した患者の経過についても話す貴重な機会であり、私にとっては旧交を温める場ともなっています。
昨年はCOVID-19のパンデミックによる影響でハイブリッド開催となりましたが、主にウェブ上での議論が中心でした。最近では新型コロナウイルス感染症の5類移行を受けて、現地開催形式のみの学術集会も増えてきております。本会は今年度もハイブリッド開催ではありますが、現地開催への移行期と捉えて、刀城会館に足を運んでいただき、忌憚のない意見交換ができれば幸いです。
今後も本会を通じて、活発な活動が推進されることを祈念しております。どうぞよろしくお願いいたします。
日高病院
腎臓外科部長
添野真嗣