
ご挨拶
第44回群馬県透析懇話会の当番幹事を拝命いたしました前橋赤十字病院の 鈴木光一 です。本研究会は、群馬県の透析医療に関わる医療従事者が一同に会し、日常臨床における様々な透析に関する問題点に関して、毎年、活発な議論が行われております。
慢性腎不全に対する治療としては、血液透析、腹膜透析、腎移植の3つが挙げられますが、2018年度の診療報酬改定により、腹膜透析や腎移植の推進に資する取り組みや実績が評価されるようになりました。その結果、今後は腹膜透析や腎移植の患者数増加の可能性が考えられ、演題として、血液透析、腹膜透析、腎移植に関する基礎から臨床まで幅広く演題を募集したいと思います。
また、今年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のため、医療にかかわるスタッフ全員に大きなストレスがかかりました。この会でCOVID-19に対する対策や対応についても情報共有し、一丸となって対応できるようになれば良いと考えています。 今回も、本研究会が新たな情報を発信し、日々の臨床および群馬県における透析分野の発展に貢献できるよう、更に活気あふれた研究会に発展させるべく、当番幹事として精一杯努めさせていただきます。
みなさんのご参加とともに、多くの方々からの演題提出をお待ちしております。
第44回群馬県透析懇話会
当番幹事 鈴木光一
前橋赤十字病院泌尿器科